介護経営の知見「将来構想力」/介護経営コンサルティングの知見と後継者育成vol.001
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業種
介護福祉施設
- 種別 トピックス
介護経営の知見「将来構想力」
次世代介護経営者・経営幹部養成塾
2019年を皮切りに、現在第二期(2020年6月~2021年2月)が開催されている「次世代介護経営者 経営幹部養成塾」。
介護経営のコンサルティングの中で培ったノウハウを、次世代の方にお伝えする9か月に及ぶ講座だが、6月20日、21日には第1回「将来構想力の習得」がオンラインで開催された。
当日の講義の概要、参加者の皆さまの声をレポートする。
第1回「将来構想力」
- オリエンテーション
- 介護経営の事業承継・リーダーシップ
- 地域共生社会を切り拓く
- 保険者の視点から考察する介護福祉経営
- 経営シミュレーションゲームCHANGE
オリエンテーション(6月20日 10:00~)
これから9か月にわたる講義に先立ち、オリエンテーション。ご参加者の皆さまの自己紹介、受講目的のシェア、「コロナ対応で大変だったこと」などをオンラインでグループワークしました。
介護経営の事業承継・リーダーシップ(6月20日 11:05~)
塾長の藤澤功明(株式会社日本経営 取締役会長)が登壇。「創業後の企業の存続率」「理念の実践にまい進するトップの姿」「担雪埋井の人材育成」などをレクチャー。「理念」の位置づけについて、皆さまとシェアしました。
地域共生社会を切り拓く(6月20日 14:10~)
野崎 伸一 氏(厚生労働省社会・援護局地域福祉課 生活困窮者自立支援室 室長)の特別講義。「2040年を見据えた地域包括ケア時代に求められる介護事業経営」「診療報酬・介護報酬の正しい理解( 苦手意識を無くす)」などをレクチャーいただきました。
保険者の視点から考察する介護福祉経営(6月21日 11:05~)
松川 竜也 氏(沖縄県 子ども生活福祉部 高齢者福祉介護課 統括アドバイザー/一般社団法人神奈川県介護支援専門員協会 副理事長)がご登壇。「行政へのアプローチの工夫」「在宅での限界点を突破する」などをレクチャーいただきました。
経営シミュレーションゲームCHANGE(6月21日 13:05~)
3グループに分かれて、オンラインで経営シミュレーションゲームCHANGEに参加。一グループは第1期で最大の利益を上げながらも倒産。優勝チームは、第1期では面談と花火大会を実施。施設として大切にしていることをチーム全体で共有し、それをもとに施策を決められていたことが印象的でした。
ご参加された皆さまの声(抜粋)
「行政に対してのアプローチが勉強になった。介護業界は受け身の業態であるという考え方であったが、地域のことをより理解し、行政へのアプローチをできるようになりたい。」
「すごく疲れたが、満足感の方が上回った。理念の落とし込みに課題があることが分かり、職員のモチベーションに気を配るようになった。」
「グループディスカッションでは、他の法人は理念をしっかり解釈して運営している印象を持ち、刺激を受けた。楽しく参考になっている。」
「2日間の研修であったが、あっという間に感じた。WEBで研修が成立したことが驚きだった。」
運営スタッフからのコメント
新型コロナ感染拡大防止のため、講義はもとより、グループワークもチャットもゲームも、すべてオンラインでの開催でしたが、ご参加者さまの積極的なご参加で、無事開催することができました。
会場に足を運ぶことが難しいお立場の方々にとって、オンラインでの開催というスタイルには、大きな可能性を感じます。
多くのノウハウが得られ、より有意義なものとなるよう、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。